臨床検査科
検査科には、6名(男2名女4名)の臨床検査技師が在籍し、正確な結果の迅速な提出を心がけ、日々業務にあたっています。また、休日・夜間は交代で緊急呼び出しに対応しています。
臨床検査の業務内容としては、血液・尿・便などの検体検査と、心電図・肺機能・脳波・血圧脈波(血管年齢の検査)、SAS(睡眠時無呼吸症候群の検査)などの生理検査が主になりますが、その他に検査機器のメンテナンスや検査データの精度管理、病棟や外来での採血も行っています。また、病理検査は2階病理検査室にて行っております。
検査室は、正面入り口から内科外来横を通り、放射線科、外科外来、整形外科外来を過ぎた奥にあり、採尿トイレや生理検査室を併設しています。
検査室に入ると、各種測定機器、検査試薬や検体などを保管するための冷蔵庫が並び、ここで各種検体検査を行っています。検査室内は、機械の稼働音で騒がしく、熱も出るため、真冬でも暖房要らずですが、代わりに夏は室温が高くなると機械が止まってしまうので温度のコントロールに苦労します。
検体の受付から検査結果が出るまで(例えば血液検査の場合は採血してから)の所要時間はおよそ一時間程度頂いていますが、検査の内容や検体数(混み具合)などにより、かかる時間は変動します。
生理検査では、患者様をなるべくお待たせしないよう、受付に呼び出しボタンを設置し、患者様に安心して検査を受けていただけるよう心がけています。
いずれも、状況により、長くお待たせしてしまったり、ご不便をおかけする場合もあるかと思います。お気づきの点、ご不明な点等ございましたら、お知らせ下さい。
また、病理検査室は生検や手術材料の組織診断。細胞診などの業務を通じ、患者さんの診断・治療に有用な情報を正確かつ迅速に提供できるように日々努力しています。また、当院では出来ない免疫組織化学検査は外部施設に委託し行っております。近隣病院の病理検査室との連携も充実し細胞診で鑑別困難な症例においては症例検討し、結果を提供しております。